庭園鉄道日記(LGB Gゲージ)で「Sound」と一致するもの
LGB社製の「The LGB "Europe" Locomotive Corpet-Louvet Type 030 T Tender Locomotive」(20790)に、Massoth社製のサウンド付きデコーダー「eMOTION LS Sounddecoder」を取り付けました。
この機関車は、アナログであり、かつ1993年製なので、今までよりも作業がひと手間増えました。
最近のアナログ製品は、デジタル化するためのインターフェイスがついているか、少なくとも、ギアボックスから、線路からの集電用に2本、モーターへの電源供給用に2本の端子が出ており、走行だけならば、後付け用のデコーダーとこの4本の端子を接続すればOKです。
ところが、この機関車のギアボックスは、端子が3本しかありません。といのも、ギアボックスの中で、線路から集電している端子に、直接モーターの端子を接触させて、給電しているからです。
したがって、ギアボックスの中で、モーターの端子を短くカットして、接触しないようにして、モータの端子に、ワイヤーをはんだ付けして取り出しました。(ギアボックスの中の写真があるといいのですが、撮るのを忘れたまま、組み立ててしまいました。)
デコーダーと、スピーカー、ライトを配線しました。実は、スピーカーもMassothのものを購入したのですが、大きすぎて組み込むのに苦労しました(デコーダーに接続する端子がついていて配線は楽でした。)。実は、斜めにおいて、周りをスポンジでくるみ、床と筐体の間に挟み込んだだけです。
走行風景です。走行音、汽笛、ベルはMassothのデコーダーとスピーカーの組み合わせです。
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ここ数日、とても暖いです。今日は、久しぶりにテンダー車(69572)を引っ張り出してきました。このテンダー車は、サウンドと動力付ですので、サウンドなしの機関車と連結して楽しみます。また、デコーダーをとりつけるためのインターフェイスがついています。
ここ最近走らせていなかったのは、デコーダーを別の機関車に取り付けたために、MTSで走行させることができなかったからです。先日、デコーダーが届いたので、あらためて取り付けてみました。取り付けの様子は、過去の記事「Tender with Sound and Stickers, Black/Red (69572)へのデコーダー(55021)の取り付け」から見ることができます。
さて、下の写真をごらんください。予備に買ってある線路やポイントで、空きスペースにつくった2m×8mのレイアウトです。エアコンの室外機が邪魔してます!
現在、この線路を、どう使うか思案中です。さて、どうしたものやら・・・。
休日には、できるだけ列車を走らせるようにしています。長ければ数時間、短ければ1時間弱。走らせる前に、どの機関車に引かせて、どの客車・貨車をつなげるか考えるのが楽しみです。
ひとつの編成だけにするのか、複数の編成で走らせるのか、コンピュータで制御するのか、手動で制御するのかなど、その日の気分や天候で決めます。
走らせていると、その様子を残したくなり、写真や動画の撮影をして、パソコンで編集し、「庭園鉄道日記」に掲載します。限られたスペースのレイアウトの中で繰り返していることですが、不思議と飽きがこないものです。走らせながら、こんな客車や貨車、機関車があったらいいなと考えることも楽しみのうちです。
仕事が忙しかったこともあり、先週は動画の撮影までしたところで終わっていましたが、ようやく、今日編集できました。家族が動画をみて、「これどこ?」「うちの庭??」「森の中を走っているみたい」などと言ってくれ、気をよくしています。
今日の動画は、こつこつと集めた客車を引かせたものです。
最近、コンピュータインターフェイス(55060)を入手され、コンピュータによる制御を少しずつ始められた方がいます。サウンド、ライト等のファンクションによる制御がうまくいかないようです。実は、自分も同じ経験をしており、原因を追究した結果、英語版のOSでないとだめだという結論に落ち着いています(うちでは、WindowsXP Home英語版です。)(うちでは、WindowsXP Home英語版です。)。
経過は、以下のリンクに書いてあります。
http://www.ttnet.org/~garden_railway/2008/02/post-33.html
(音は、右下のスピーカーアイコンの右のボリュームを触らないとでない場合があります。)
ただし、上記リンクの文章中の日本語晩Windows XPを使った方法については、「日本語WindowsXPのコントロールパネル「地域と言語のオプション」→「詳細設定」→「Unicodeプログラムでないプログラムの言語」を「英語(米国)」に設定した上で制御用のソフトを動かすことでした。」と書いてありますが、他にも安定しないことが多くあり、最終的に、英語版のOSで動かすのがベストと考えています。
でも、もしかすると、自分が気づいていない原因があるかもしれません。日本語OSでも動けばいいのですが、何か解決策がみつかるといいのですが・・・。
次のビデオは、TrackContactを通り過ぎたら、汽笛、ベルを鳴らすようにプログラムしたものです。
庭で機関車を走らせるのに、サウンドがあると楽しいです。最近、LGBの純正のサウンドユニットは、3万円台となっています。高くて手が出ません。どうも、サウンドユニットの値段が高すぎるような気がしてなりません。
〔組み込み〕
そういえば、昔購入した(1万円強)、Soundtraxx製のディーゼル機関車用のサウンドデコーダーがあったのを思い出し、ケースに組み込んでみました。ちなみに、18 V用ですので、付属の抵抗を1つかましてあります。残念ながら、このデコーダーは、すでに生産していないようです。
スピーカーは別にしました。理由は、他のスピーカーに変更できるようにするためです。というのも、おもったより音が小さいので、もう少し大きな音が出るスピーカーに変えたいからです。まあ、そんなに大音量はいらないのですが・・・。
貨車に組み込んでみました。
この貨車、車輪から集電し、車内に配線があるため、取り付けがとっても楽です。で、一応できあがったのですが、ディーゼル機関車の走行音って、なんだかノイズが鳴っているようで、蒸気機関車ほど楽しくないのです。ここまで、作業を終えて思い出しました。だから、購入してからず~っと付けてなかったんだと・・・・・。あっ、ベルとホーンの音は、いいですよ。走行音がね・・・。
〔運転〕
それから、貨車に組み込んだ場合の運転はどうしているかというと、MTSで、Universal Remote(55015)で操作、またはComputer Interface(55060)を使ってソフトウェア運行をする場合は、重連走行を使っています。機関車とサウンドユニットをつんだ貨車を重連にすると、サウンドユニット側のLoco IDでスピードを上げると、機関車の速度が上がるにつれて走行音も変化します。もちろんサウンドユニット側で、ベルや警笛を鳴らせます。
この方法ですと、いちいちサウンドユニットのIDをCV値を変更して振りなおす必要がありません。欠点は、Loco IDをひとつ消費することです。我が家は、MTS2の22台に達するほど機関車を持っていないので、大丈夫です。
〔動画〕
書き込んでから、聞いてもらった方がいいかなと思い、動画をYoutubeにアップロードしました。3種類の音(Diesel 1,Steam 2)が記録されています。興味のある方は、再生してください。
〔追記〕
サウンドデコーダーに付属の抵抗について、質問がありました。マニュアルには「39 ohm 2 Watt Registor」と記載があります。念のために写真を載せておきます。
サウンド内蔵の機関車は、汽笛(警笛)とベルを、線路に取り付けたSound Trigger Magnet(17050)を通過させることで、鳴らすことが可能です。
また、純正のSound Unit 6500xに、Sound Unit Function Trigger(65012)を接続することが可能です。今回、Sound Trigger Magnet(17050)を入手できました。
袋から出してみてわかったのですが、これは、貨車や客車の台車に取り付けて使う物のようです。ちょうど、ヨーロッパ型ディーゼル用のサウンドユニット(65002)を貨車に組み込んでありましたので、取り付けてみました。
取り付け前。車軸にサウンドユニットに給電するケーブルが取り付けてあります。安定して給電するために、2組の車輪から集電しています。
取り付け後。台車に、Sound Unit Function Trigger (65012)を取り付けました。車軸からでている給電用の端子にふたをした形になり、端子が下を向いて線路の枕木にあたったりしないので、いい感じです。 走行風景です。はじめの方で、線路に取り付けられたSound Trigger Magnetが見えています。Sound Trigger Magnetを線路に取り付ける向きで、警笛とベルを切り替えることができます。なお、動画の中の「ゴォー」という音は、ディーゼルのエンジン音です。蒸気機関車に比べると味気ないような気がします。
貨車の中です。SoundUnitの下部に線がつながっています。左から2つめの3本組の線が、Sound Unit Function Triggerの線です。
集電機能のついた車軸を入手したので、貨車にEuropean Diesel Sound Unit(65002)を組み込みました。写真、右側の車輪(車軸)が金属製のものにつけかえてあります(左の車輪はプラスチック製)。車軸にはピンがついていて、線路→車輪→ピンと電気が流れるようになっています。
ピンに接続してあるケーブルと端子はMTS Loco Decoder II(55021)から切り取ったものです。
この貨車をディーゼル機関車に牽引させればOKです。(ディーゼル機関車とサウンドユニットのIDは同じにしてあります)
少し気になるのは、一つの車輪だけから集電しているので、ポイントで音が途切れることがあることです。
Cambrai Steam Locoの走行風景です。サウンドはSoundTraxxのDSX(824215)を組み込んであります。組み込む様子については、「サウンドの追加」をご覧ください。
動画の音が出ない場合は、画面右下の黒い三角形の部分をドラッグしてください。
SOUNDTRAXXのサウンドデコーダー(DSX824215)を入手したので、Cambrai Steam Locoにつけてみました。なお、このデコーダーはDCC(LGBではMTS)で動作するものです。(私の環境では、アナログでは音が出ませんでした。)
下の写真は、テストをしているところです。左の白い筒にスピーカーを入れてあります。中央下の、白い部分が本体です。
この状態で、CV値をCambrai Steam Locoの5番にあわせ、音量を設定します。
LGB純正のサウンドと違うところは、汽笛を鳴らし始めると、ボタンをもう一度押さないと音が止まりません。LGBのものは、一定時間たつと音が止まります。CV値を変更すればたぶん変更できると思うのですが、そこまで、調べていません。
Multi Purposeソケットにつなぎます。
汽車に組み込みました。(押し込んだだけです)
機関車とテンダー車をつなぎ、パワーアップし、サウンドも楽しめるようになりました。でも、客車や貨車を引かせるとスリップするのは相変わらずでした。考えてみると、Passenger Starter Set, Sound, 120 Volt(72302)のクラウスBタンクはずっしりと重いのですが、それと比べるとこの機関車とテンダーはすごく軽い。
重量を量ってみるとよかったのですが、以前、クラウスBタンクを分解したときに、大きなおもりが2本も入っていたのを思い出し、MTSスターターセットの機関車をばらしてみました。
基盤の下に銀紙でつつんだチョコレートの包み紙みたいなのがありますが、これがおもりのようです。クラウスBタンクに入っていた太く、重たいおもりとは雲泥の差です。そこで、おもりを入れてやることにしました。
いいおもりはないかとDIYショップを探していたところ、スポーツ用品コーナーで、足首用のおもりを見つけました。125gのおもりが8本入っています。写真右上の黒い棒が125gのおもりです。これを仕込むことにしました。
おもりを3本(375g)仕込んでみました。テンダー車の方も同様に、仕込みました。
走行させてみたところ、これまで、スリップしていた勾配部分(本当にゆるい勾配です)でも、スムースに進むようになりました。ばっちりです。
アドレス設定と同じように、Universal Remote(55015)の黒いケーブルがつながっている部分を取り外し、プログラム用(黄、緑、茶、白の4本線のついているもの)に交換し、結線を行います。線路に機関車とテンダー車の両方を置きます。
インターネットを検索し、
CV #2 Vstart [1]
CV #3 Acceleration [5]
CV #4 Deceleration [5]
CV #5 Vmaximum [120]
にしてみました。手順は次のとおりです。
設定用の結線をし、機関車とテンダー車の両方を線路に置き、電源を入れるます。
○Universal Remoteの画面表示が「C --」となります。
○数字ボタンでCV値をと押します。例「02」
○画面表示が「d -」となります。
○希望する設定値を入力します。(今回の設定では、CV値2の場合は設定値は「1」)
○右矢印ボタンを押します。(設定が保存されます)
○CV値毎に繰り返します。
走行用の結線をし、電源を入れると、ほぼ同じになりました。
設定はこんな感じです。
1 Universal Remote(55015)の黒いケーブルがつながっている部分を取り外し、プログラム用(黄、緑、茶、白の4本線のついているもの)に交換します。黄と緑の線は、Transformer(50110/50111)へつなぎます。また、茶と白は線路へセロテープなどでとめます。(結線の写真が、Universal Remote(55015)のマニュアルP61にあります)。もちろん、あらかじめ、通常の電源からの線は外しておきます。
2 テンダー車を線路の上に置きます。
3 電源を入れ、次の操作を行います。
○Universal Remoteの画面表示が「C --」となります。
○数字ボタンを「01」と押します。
○画面表示が「d -」となります。
○希望するアドレスを入力(今回は「02」)します。
○右矢印ボタンを押します。(設定が保存されます)
ちなみに、Remoteとデコーダーによっては、画面表示が「C --」でCV値を直接入力して、設定するのでなく、「P --」の表示から設定するものもあるようです。ご注意下さい。私のUniversal Remote(55015)とデコーダー(55021)では、これでOKでした。
4 電源を切ります。Universal Remote(55015)に、黒いケーブルがつながっている部分をつけなおし、線路への配線を通常の走行するものに戻します。電源を入れ、アドレス2でテンダー車が自走することを確かめます。
テンダー車をMTSで制御するために、コーダーを取り付けます。
底面にある4本のねじを外して基盤が見える状態にします。
基盤は、ねじ一本で止まっているので、外します。基盤の端子とデコーダーの端子の位置を確かめて、基盤にデコーダーを装着します。4本のケーブルは切ってしまっていいのですが、今回は、ショートしないように端子にテープを貼って残しておきました。
次にデジタルアナログの切り替えのためのディップスイッチを全てオフにします。そして、55021のデコーダーを取り付けた場合は、S2というディップスイッチを全てオンにします。
後は、元に戻して、走行することを確認します。
デコーダーのデフォルトのアドレス(=テンダー車のアドレス)は「3」ですので、Universal Remote(55015)で3を指定して、走行することを確かめます。
走行音を出しながら、走ってくれました。なお、ボタン1が警笛、ボタン2が鐘、ボタン9がライトですので、それも確認します。OKでした。
最初はこのセットからでしょう。ただ、レールが円では、もの足らないので、60cmのレールを10本一緒に買いました、それが、第1期です。