庭園鉄道日記(LGB Gゲージ)で「55021」と一致するもの

Stainzの重連走行

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 今日も天気はぐずついていましたが、雨の間に、Stainzの重連走行をしてみました。色違いのStainzで、元から搭載されている基板も同じで、後付のデコーダーも同じ55021ですので、大きな問題もなく、走ってくれました。貨車を9輌引かせてみましたが、ヘッチャラで、大したものです。まあ、もともと、Stainzには、大きなおもりが2個入っていて、他の小型で軽量な機関車と比べるとスリップなしで走ってくれます。



 それから、今日はポイントを2つメンテナンスしました。ひとつはポイントマシンの動きが悪く、内部に土が入り込んでいたので、分解掃除しました。
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 もうひとつは、通電不良で、レールの可動部分に電気が流れにくく、列車が停止する症状が出ていました。テスターで検査すると、確かに通電していないので、可動部分のネジを外し、接点復活材を付けてネジを付け直したところ、通電するようになりました。(ポイントの裏側をみると、ネジをとおして、電気が流れるようになっていました。)
 通電不良は、原因がわからず、予備のポイントに交換してしのいでいたのですが、原因がわかりやれやれです。




 最近、仕事がパンパンに膨れ上がった状態で休む間もなく、忙しい日々が続き、ブログを書く気持ちになれませんでしたが、昨日、今日は久しぶりにゆっくりできる1日でした。
 庭の状況ですが、ここのところの雨で、雑草がたくさん生えてきており、昨日は、草抜きからスタートでした。線路上や線路周りを中心に、2時間ほどかけて、ポリ袋1袋半の草を抜くと、みちがえるほど麗になりました。おかげで今朝は筋肉痛でした。
 ブログを更新しない間、何をしていたのかというと、オークションで掘り出し物を探していました。こういうのは、朝食前など、短時間でできます。
 最近、入手したのは、「Mannesman Stainz」と「DB Diesel Loco, V14」(23600)の2輌です。

「Mannesman Stainz」は、薄い青色のStainzです。詳細はわかりませんでしたが、Webの情報で、MTSのデコーダー(55021)のためのインターフェースとサウンドがついているとのことでしたので、入札しました。92ドルで落札できたので、ラッキーでした。ただ、届いた物をみると天井に傷がありました。しかし、庭で走らせていると全く気にならないのでOKです。さっそく、デコーダーをインストールして、庭を走らせました。

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 いい感じです。
 次に、「DB Diesel Loco, V14」(23600)です。以前は、本格的な大型かつサウンド付きの機関車を探して、入手していたのですが、最近、小型のかわいいものに興味が向いています。
 このディーゼル機関車は、MTSのデコーダー搭載で、小ぶりですが、赤色で存在感があり、お気に入りになっています。
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 ここ数日、とても暖いです。今日は、久しぶりにテンダー車(69572)を引っ張り出してきました。このテンダー車は、サウンドと動力付ですので、サウンドなしの機関車と連結して楽しみます。また、デコーダーをとりつけるためのインターフェイスがついています。

 ここ最近走らせていなかったのは、デコーダーを別の機関車に取り付けたために、MTSで走行させることができなかったからです。先日、デコーダーが届いたので、あらためて取り付けてみました。取り付けの様子は、過去の記事「Tender with Sound and Stickers, Black/Red (69572)へのデコーダー(55021)の取り付け」から見ることができます。

 

  さて、下の写真をごらんください。予備に買ってある線路やポイントで、空きスペースにつくった2m×8mのレイアウトです。エアコンの室外機が邪魔してます!

 現在、この線路を、どう使うか思案中です。さて、どうしたものやら・・・。

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 子どもの柔道大会で、休日に東京へ行ったりしていたために、書き込みがご無沙汰になってしまいました。
 実は、この間、いくつか新しい車両を入手していましたので、今日はその紹介をします。

 まずは、一番最近入手した、ディーゼル機関車「LGB 23590 ÖBB-Diesellok HF 130 」です。これは、お盆前に衝動買いしたものです。大阪のショップがセールをしていて、一部の鉄道模型50%オフとのPOPがあったので、店内をみていたら、73,710円→36,300円となっていたこの機関車を発見しました。新品で、しかもMTSデコーダー搭載済でしたし、庭に映えそうな赤を基調とした車体でで、これは買うしかないと思い、携帯を使い、ネットで海外の価格も調べたところ、大変お買い得とわかりましたので、この機を逃してはいけないと判断し、即座に購入しました。本当は、鉄道模型とはまったく別の物を購入する予定でしたが・・・・。

P1020352_DCE.JPG 次は、オークションで入手した蒸気機関車「LGB 22500 Elias Stream Tramway Loco」です。これは、1ヶ月ほど前に入手しました。以前に同型の機関車をカタログやWeb、テレビでみたことがありましたが、黒を基調としたものでした。オークションを見ていたところたまたま、緑を基調とし、茶色の塗装と、フロントの29番と3つの金色の装飾がほどこされたライトなどのデザインを見て、欲しいなと思い入手しました。
P1020342_DCE.JPG この機関車は中古でしたが、状態はよく、アナログ走行は問題ありませんでした。ただ、MTSデコーダーは搭載されていませんでした。オークションの出品者がつけていたカタログの写真には、デコーダーを接続するためのインターフェイスの記載がなかったのですが、届いたロコの底面をみると、「55026 Decoder Interface Cable」を使ってデコーダーを接続するための端子の存在を示すシールが貼ってあり、簡単にデコーダーをとりつけることができることがわかりました。
 実は、今回大阪に行ったのは、このインターフェイスを入手するためでした。デコーダーは、1個持っていたので、さっそく取り付けてみました。
 とはいうものの、中古で説明書もついてなかったので、試行錯誤の接続となりました。写真は仮接続の様子です。車両本体の右下部の小さな基盤に接続しています。最初は、「55026 Decoder Interface Cable」を本体とデコーダーに接続すればいいと思い込んでいたため、動作せずに、冷や汗をかきました。実は、「55026 Decoder Interface Cable」を本体とデコーダーに接続するだけでなく、デコーダー(55021)についている、緑、茶、白、黄の4本のコードを基盤に接続する必要がありました(ディップスイッチを全てオフにするのを忘れてはいけません)。今回の機関車の場合は、コードさえつないでしまえば、ライトの配線はまったくさわらなくてよかったため、結果的には大変楽でした。ちなみに、今日、この記事を書くために、55021のマニュアルを見ていたら、ちゃんと書いてありました。
「You recognize the interface with its four pins, which are marked
"ge," "ws," "bn," and "gn." Next to the pins is an empty socket for
the 55026 Decoder Interface Cable. Connect the cable to the decoder,
as shown on the drawing. If a second decoder is needed, connect it
on the second row of pins.
After this is done, you must set the micro switches, so-called DIP
switches, located next to the interface, from "ON" to "OFF."
Reassemble the loco and start operations.」
やはりマニュアルはちゃんと読んでおくべきでした。

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P1020336_DCE.JPG ちなみに、今日、名古屋へ行ったらデパートで鉄道模型のイベントが行われており、中古の鉄道模型等が販売されていました。片隅に、LGBの貨車「4035 Guterwagon DB brown」が4千円で置いてあり、同型で塗装違いの車両を持っていることもあり、またまた買ってしまいました。
 今週は、出かけると運よく安価にLGBの機関車と貨車を1両ずつ入手することができました。
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 LGB社のデコーダー55021を入手しましたので、Dampflok "Nicki& Frank S." (LGB 20261)の機関車とテンダー車それぞれにデコーダーを組み込みなおしました。
 前は、機関車側にMassoth社のデコーダーを組み込んで、機関車とテンダー車をひとつのデコーダーで動かしていましたが、容量不足が気になっていました。
 そこで、今回、別の機関車につけていたデコーダーを外して、機関車、テンダー車の両方にLGB社の55021を組み込みました。

  新しい配線は次の図のとおりです。
haisen-02.gif   デコーダーのCV値ですが
  •  機関車とテンダー車のアドレスはどちらも同じでCV1の値を13に設定。
  •  スモークジェネレーターは24V仕様のものを取り付けたため、CV49の値を32に設定。
  •  ライトの電圧を5Vにするために、機関車とテンダー車のCV50の値を5に設定。
  •  スモークジェネレーターのオン・オフをユニバーサルリモートのボタン「7」でできるよう機関車側デコーダーのCV51の値を15に設定。
  •  ライトをオンにした際、室内等が前進、後進のどちらでも点灯し続けるように、機関車側デコーダーのCV53の値を0に設定
 ちなみに、前の配線は、次の図のとおりです。
haisen-01.gif これまでは、走らせるたびに、機関車とテンダー車の間を電線で接続する必要がありましたが、デコーダーをそれぞれに搭載したため、楽になりました。室内灯も前進時のみでしたが、後進時も点灯します(これは、配線をサボっていただけですが・・・)。



 集電機能のついた車軸を入手したので、貨車にEuropean Diesel Sound Unit(65002)を組み込みました。写真、右側の車輪(車軸)が金属製のものにつけかえてあります(左の車輪はプラスチック製)。車軸にはピンがついていて、線路→車輪→ピンと電気が流れるようになっています。

ピンに接続してあるケーブルと端子はMTS Loco Decoder II(55021)から切り取ったものです。

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貨車の底面にドリルで穴を開け、線を引き込んだ後、サウンドユニットを両面テープで固定してできあがりです。
 この貨車をディーゼル機関車に牽引させればOKです。(ディーゼル機関車とサウンドユニットのIDは同じにしてあります)
 少し気になるのは、一つの車輪だけから集電しているので、ポイントで音が途切れることがあることです。
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※ここで紹介する取り付け方法はMTS DcoderII(55021)を簡単に装着できる"Direct Interface"を持つタイプです。
  "Direct Interface"を持つ汽車は、本体底面にのマークがあります。

 

 LGB125周年記念のクラウス(EPL 125th Anniversary Stainz Steam Loco(26211))にMTS用デコーダーを組み込みました。そこで、分解とデコーダー装着の方法を撮影しましたので、記録として紹介します。

1 ギアボックスをはずします。(このページ下部にある「クラウスのスモークジェネレーター(煙発生装置)の交換」を見て下さい」
  ※シャーシーとギアボックスを繋ぐケーブルは、ギアボックス側のコネクターを引き抜いておきます。

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2 スモークジェネレーターのコード2本をはずします。

外す前

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外した後

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3 煙突の下にある六角形のナットを、シャーシー下部からはずします。そして、煙突を引き抜きます。

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4 コントロールロッドホルダーを留めているねじ(一つ)を外し、コントロールロッドホルダーを外します。(左右両側にありますので)両方を外します)

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5 乗員室の下にある、シャーシーを留めているねじ4個(左右2個ずつ)を外します。

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6 シャーシーの前方下部にある板を外します。4本のパイプ状の部品(左右2本ずつ)が刺さっていますので引き抜くと板が外れます。

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7 漏斗(ろうと).状の部品をボイラーから引き抜いて外します。

8 シャーシーをボイラーと乗員室から外します。(乗務員の人形が引っかかる場合は、あらかじめ外しておくといいです。)

s-P1040489.jpg9 おもりを乗員室から外します。

10 乗員室の前とボイラーの上部に垂直に取り付けられているパイプを外します。

11 ボイラーを乗務員室から滑らせるようにして外します.。

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12 ボイラー横にあるコンプレッサーを留めているねじ1本を外します。そして、コンプレッサーを外します。

13 ボイラー後部を両側に広げるよにして、ボイラー下の板を外します。

14 ボイラーのおもりを留めている2つのねじをはずします。そして、ボイラーのおもりを外します。

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15 デコーダーをピンの位置に気をつけて差し込みます。4本のワイヤーは必要ないので切断しておきます。

MTS Decoder II(ワイヤー切断前)

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横から見たところ

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装着後

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 注意 クラウス本体の基盤もいろいろあります。私の場合、2台のクラウスを所有しており、どちらもMTS DcoderII(55021)を簡単に装着できる"Direct Interface"を持つタイプですが、2種類の基盤がありました。
 (1) "Direct Interface"に何も装着されておらず、汽車本体の基盤にあるデジタルとアナログを切り替えるディップスイッチを持つもの(ディップスイッチをオフにする必要があります。)
 (2) デコーダーでない基盤があらかじめ装着されており、基盤に、「to install decoder cut 2 wires」という表示があるもの。(2本のワイヤーを切り、基盤を引き抜いた上、デコーダーを装着します。ディップスイッチはありませんでした)

 上記(2)のケースで、デコーダーでない基盤があらかじめ装着されており、シールに「to install decoder cut 2 wires」という表示があります。

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16 逆順に組み立て、もとに戻します。
 注意1 組み立てる際に、コードの取り回しに注意して下さい。パーツの間に挟み込んだりすると、傷をつけたり、最悪断線してしまいます。
 注意2 各パーツには弱いものもあり、曲がったり、割れたりする場合があります。

 

 デコーダーのデフォルトのアドレスが3になっているため、テンダー車はアドレス3で走行します。同時走行させるために機関車と同じ2に設定しました。
 設定はこんな感じです。
1 Universal Remote(55015)の黒いケーブルがつながっている部分を取り外し、プログラム用(黄、緑、茶、白の4本線のついているもの)に交換します。黄と緑の線は、Transformer(50110/50111)へつなぎます。また、茶と白は線路へセロテープなどでとめます。(結線の写真が、Universal Remote(55015)のマニュアルP61にあります)。もちろん、あらかじめ、通常の電源からの線は外しておきます。
2 テンダー車を線路の上に置きます。
3 電源を入れ、次の操作を行います。
  ○Universal Remoteの画面表示が「C --」となります。
  ○数字ボタンを「01」と押します。
  ○画面表示が「d -」となります。
  ○希望するアドレスを入力(今回は「02」)します。
  ○右矢印ボタンを押します。(設定が保存されます)
   ちなみに、Remoteとデコーダーによっては、画面表示が「C --」でCV値を直接入力して、設定するのでなく、「P --」の表示から設定するものもあるようです。ご注意下さい。私のUniversal Remote(55015)とデコーダー(55021)では、これでOKでした。
4 電源を切ります。Universal Remote(55015)に、黒いケーブルがつながっている部分をつけなおし、線路への配線を通常の走行するものに戻します。電源を入れ、アドレス2でテンダー車が自走することを確かめます。

テンダー車をMTSで制御するために、コーダーを取り付けます。

tender_with_loco.jpg

底面にある4本のねじを外して基盤が見える状態にします。

before_decoder.jpg

 基盤は、ねじ一本で止まっているので、外します。基盤の端子とデコーダーの端子の位置を確かめて、基盤にデコーダーを装着します。4本のケーブルは切ってしまっていいのですが、今回は、ショートしないように端子にテープを貼って残しておきました。
 次にデジタルアナログの切り替えのためのディップスイッチを全てオフにします。そして、55021のデコーダーを取り付けた場合は、S2というディップスイッチを全てオンにします。
後は、元に戻して、走行することを確認します。
 デコーダーのデフォルトのアドレス(=テンダー車のアドレス)は「3」ですので、Universal Remote(55015)で3を指定して、走行することを確かめます。
 走行音を出しながら、走ってくれました。なお、ボタン1が警笛、ボタン2が鐘、ボタン9がライトですので、それも確認します。OKでした。

after_decoder.jpg

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