庭園鉄道日記(LGB Gゲージ)で「クラウス」と一致するもの

伊賀線まつり

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 今年も、伊賀鉄道様からお誘いいただき、5月3日開催の伊賀線まつりでLGB社のGゲージ車輌の出前運行をします。
  ○伊賀鉄道HP:http://www.igatetsu.co.jp/
 今日、今年のレイアウトを決めて、コンピュータによる自動運行用のプログラムを作成しました。(そんなに大したものではありません!)

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 レイアウトは、外周が、待避線による2編成の対面交互走行、内周が引き込み線による2編成の交互走行です。
 内周の方で、車輌Aが引き込み線から出発して、1周したあと、バックで引き込み線に戻り、停止。その後、車輌Bが出発して1周したあと、バックで引き込み線に戻り、停止ということを繰り返します。
 制御は、LGB社のMTS(Multi Train System)で、機関車の位置を検出し、ポイントを切り替えたり、車輌の出発、停止、前進、後退をコンピュータで行います。
 機関車は、去年はクラウスやポーターといった小型のものばかりでしたので、今年は、もう少し大型のサウンド付きのものを2輌走らせる予定です。

 準備をしていると、近所の方が、今年も伊賀へ行くのですか?と声をかけてくださり、毎年恒例となってきました。

 興味のある方は、見に来てくださいね。


 久しぶりに重連走行を楽しみました。青と赤の2輌のクラウスに客車をひかせます。紅葉したドウダンツツジがきれいです。

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 Universal Remoteを使うと、異なるIDの機関車で、簡単に重連走行が楽しめます。設定の仕方は、「重連走行にチャレンジ」をご覧ください。

 動画もあります。庭の花も、冬を迎え、植え替えました。

 

 息子のカゼをもらってしまい、少しのどが痛いです。前回、こどもから、ライトは点灯しないのかというつっこみが、あったということともあって、午前は休養で、午後は、懸案の20261のライトと発煙装置の配線をすることにしました。

 この Dampflok "Nicki & Frank S." には、機関車の前部にライトが3つ、室内灯が1つ、テンダー車にライトが3つというライトの構成になっています。
 過去の教訓から、まず、ライトとスモークジェネレーターが何ボルトの仕様か確かめる必要があります。そして、配線前にデコーダーの電圧を調整しておきます。
 最初に入手したクラウスにデコーダを組み込んだ際には、スモークジェネレーターは18ボルト仕様で、デコーダーは24ボルトを給電していたのに気づかず、スモークジェネレーターを焼いてしまいました。
 普通は、LGBの機関車のマニュアルに主な交換用のパーツが掲載されているので、それでわかります。しかし、今回のDampflok "Nicki & Frank S."は、中古ということもあり、マニュアルがありませんでした。
 まず、ライト。これは、私は見た目で分かりませんので、デコーダーの設定を、ライトとして最低の5ボルトに変えて接続テストをしました。
 テストは、後部ライトから行いました。後部ライトは、テンダー車の中に基盤があり、配線は2本の線に集約されていました。ただし、テンダー車と機関車をつなぐ4ピンコネクタの配線はアナログ専用でしたので、テンダー車、機関車とも外2本をMTSの給電用、内2本をライトの給電用に配線しなおしました。。下の写真の基盤の上端が後進用ライトのための端子です。テンダー車への接続ケーブルに端子を半田づけし、それを基盤に差し込みました。
 
 
P1000903.jpgしっかりと点灯しました。

P1000908.jpg 電球を焼ききるとこわいので、18ボルトや24ボルトは試していませんが、これで十分です。
 次に、機関車の前部です。デコーダーのピンは、前部用1組、後部用1組ですので、前部用の1組に、機関車前部のライト3つと、室内灯を接続します。その際、配線をできるだけ簡単にできるよう、アナログ用の基盤を使うことにしました。テスターで調べたところ、不要な配線をカットして、コンデンサーが入っていることに気をつければ、使えることが分かったので配線とテストをしてみました。
 
P1000905.jpg 次に、スモークジェネレーターはテスターをあてたところ、通電しておらず、すでに焼ききれていました! これは、ストックしてあった24ボルト仕様のものに交換してOKです。なお、スモークを発生させる操作は、ボタン「7」で行うよデコーダーの設定を変更しました。(1は、テンダー車のサウンドユニットの汽笛と重なるためです。)

P1000914.jpg 明日は、外で走らせることができるかな?

※ここで紹介する取り付け方法はMTS DcoderII(55021)を簡単に装着できる"Direct Interface"を持つタイプです。
  "Direct Interface"を持つ汽車は、本体底面にのマークがあります。

 

 LGB125周年記念のクラウス(EPL 125th Anniversary Stainz Steam Loco(26211))にMTS用デコーダーを組み込みました。そこで、分解とデコーダー装着の方法を撮影しましたので、記録として紹介します。

1 ギアボックスをはずします。(このページ下部にある「クラウスのスモークジェネレーター(煙発生装置)の交換」を見て下さい」
  ※シャーシーとギアボックスを繋ぐケーブルは、ギアボックス側のコネクターを引き抜いておきます。

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2 スモークジェネレーターのコード2本をはずします。

外す前

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外した後

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3 煙突の下にある六角形のナットを、シャーシー下部からはずします。そして、煙突を引き抜きます。

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4 コントロールロッドホルダーを留めているねじ(一つ)を外し、コントロールロッドホルダーを外します。(左右両側にありますので)両方を外します)

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5 乗員室の下にある、シャーシーを留めているねじ4個(左右2個ずつ)を外します。

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6 シャーシーの前方下部にある板を外します。4本のパイプ状の部品(左右2本ずつ)が刺さっていますので引き抜くと板が外れます。

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7 漏斗(ろうと).状の部品をボイラーから引き抜いて外します。

8 シャーシーをボイラーと乗員室から外します。(乗務員の人形が引っかかる場合は、あらかじめ外しておくといいです。)

s-P1040489.jpg9 おもりを乗員室から外します。

10 乗員室の前とボイラーの上部に垂直に取り付けられているパイプを外します。

11 ボイラーを乗務員室から滑らせるようにして外します.。

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12 ボイラー横にあるコンプレッサーを留めているねじ1本を外します。そして、コンプレッサーを外します。

13 ボイラー後部を両側に広げるよにして、ボイラー下の板を外します。

14 ボイラーのおもりを留めている2つのねじをはずします。そして、ボイラーのおもりを外します。

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15 デコーダーをピンの位置に気をつけて差し込みます。4本のワイヤーは必要ないので切断しておきます。

MTS Decoder II(ワイヤー切断前)

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横から見たところ

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装着後

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 注意 クラウス本体の基盤もいろいろあります。私の場合、2台のクラウスを所有しており、どちらもMTS DcoderII(55021)を簡単に装着できる"Direct Interface"を持つタイプですが、2種類の基盤がありました。
 (1) "Direct Interface"に何も装着されておらず、汽車本体の基盤にあるデジタルとアナログを切り替えるディップスイッチを持つもの(ディップスイッチをオフにする必要があります。)
 (2) デコーダーでない基盤があらかじめ装着されており、基盤に、「to install decoder cut 2 wires」という表示があるもの。(2本のワイヤーを切り、基盤を引き抜いた上、デコーダーを装着します。ディップスイッチはありませんでした)

 上記(2)のケースで、デコーダーでない基盤があらかじめ装着されており、シールに「to install decoder cut 2 wires」という表示があります。

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16 逆順に組み立て、もとに戻します。
 注意1 組み立てる際に、コードの取り回しに注意して下さい。パーツの間に挟み込んだりすると、傷をつけたり、最悪断線してしまいます。
 注意2 各パーツには弱いものもあり、曲がったり、割れたりする場合があります。

 

 スターターセットのクラウスにMTSのデコーダーを組み込んだところ、スモークジェネレーターへの供給電圧が24Vになっていたようです。自分の購入したスターターセットのクラウスは18Vのスモークジェネレーターが組み込まれていましたが、すぐに焼き切れてしまいました。
 選択肢は2つで、デコーダーが供給する電圧の設定をを変更するか、スモークジェネレーターを24Vのものに交換するか、どちらかです。今回は、スモークジェネレーターを24Vのものに変更しました。
 それでは、交換の手順です。

 1 垂直方向のロッドの上のねじを外します。(車両の両側とも外します)

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2 車両前部のプロー(スカート)のねじを2つ外して、プローも外します。

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3 車両後部ののプロー(スカート)のねじを2つ外して、プローも外します。

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4 車両前部のカプラーの左右にあるねじ2つを外します。そして、前部のカプラーも外します。

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5 車両後部のカプラーの左右にあるねじ2つを外します。そして、後部のカプラーも外します。

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6 本体から、ギアボックスを外します。

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7 スモークジェネレーターの電線を電子基板から外します。

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8 煙突を止めている、六角ナットを外します。

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9 煙突を外します。

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10 古いスモークジェネレーターを外して、新しいスモークジェネレーターをつけます。

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11 新しいスモークジェネレーターの端子を、電子基板に差し込みます。

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12 逆順に、組み立て、もとに戻します。

 第三期工事の際、線路は従来のブラスか、新しいニッケルのものか悩んだのですが、結局、従来のブラスのものを選びました。(ニッケルは高いのと、手に入りにくそうでしたので・・・)。
 我が鉄道は、屋外にあるため、厳しい環境にさらされていて、線路が増えてくるにつれて、これまで、手作業でしてきた走行前のレールクリーニングがたいへんになってきました。そこで、今回、Track Cleaning Attachment(50050)を使うことにしました。結構効果があるように思います。ただし、Track Cleaning Locomotive (20670)に比べると、たぶん、効果は少ないのかと思います。
 このアタッチメントは2軸客車等にねじ止めして取り付けます。また、クリーニングパッドは50050に付属の接着材で、接着します。
 客車に取り付けみたところです。(実は、すでに、クリーニングを行った後に撮影したので、すでにクリーニングパッドは汚れています。)

Track_Cleaning_Attachment.jpg

 マニュアルによると、動力車がCleaning Attachment(50050)をつけた客車等を押す形で、使うことを勧めています。写真は、クラウスBタンクが押しているところですが、結構、負荷がかかるようです。また、線路の傾き等が原因で脱線することもあります。(脱線については、線路の傾きなど原因を把握し、修正する必要があります。といっても、我が鉄道では、トラブルが起こったらそのつど修正しているだけですが・・・)

50050_cleaning.jpg

 機関車とテンダー車をつなぎ、パワーアップし、サウンドも楽しめるようになりました。でも、客車や貨車を引かせるとスリップするのは相変わらずでした。考えてみると、Passenger Starter Set, Sound, 120 Volt(72302)のクラウスBタンクはずっしりと重いのですが、それと比べるとこの機関車とテンダーはすごく軽い。
 重量を量ってみるとよかったのですが、以前、クラウスBタンクを分解したときに、大きなおもりが2本も入っていたのを思い出し、MTSスターターセットの機関車をばらしてみました。
 基盤の下に銀紙でつつんだチョコレートの包み紙みたいなのがありますが、これがおもりのようです。クラウスBタンクに入っていた太く、重たいおもりとは雲泥の差です。そこで、おもりを入れてやることにしました。

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 いいおもりはないかとDIYショップを探していたところ、スポーツ用品コーナーで、足首用のおもりを見つけました。125gのおもりが8本入っています。写真右上の黒い棒が125gのおもりです。これを仕込むことにしました。

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おもりを3本(375g)仕込んでみました。テンダー車の方も同様に、仕込みました。

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 走行させてみたところ、これまで、スリップしていた勾配部分(本当にゆるい勾配です)でも、スムースに進むようになりました。ばっちりです。

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