庭園鉄道日記(LGB Gゲージ)で「Windows」と一致するもの

 コンピュータ運行の環境をWindowsからApple社のMacに切り替えました。

 庭園鉄道のコンピュータ運行を始めてから、ずっとOSはWindowsを使っていました。これは、コンピュータ運行に必要なLGB社製のソフトウェアがWindows用であったこと、また、その後、使用しているStellwerk EasyもWIndows用であったことが理由です。
 ただ、その後、2011年頃から、Apple社製のMacが中心になるよう我が家のコンピュータ環境を変更してきました。
 庭園鉄道をコンピュータで安定して運行させるため専用のWindows機を1台置き、リモートアクセスでWindowsを操作して運行してきました。しかし、現在のWindows機が負荷がすこしかかると、ファンが大きな音でまわりはじめるので、やかましく、なんとかMac単独でできないかということで、今回使用したのが「Parallels Desktop 11 for Mac」です。

環境を変更するために、次のことをしました。
1 Macに、「Parallels Desktop 11 for Mac」をインストール
2 「Parallels Desktop 11 for Mac」に、Windows7をインストールし、言語を英語に変更
3 Windows7に、USB to Serial Converterのドライバーをインストール
4 MacとLGB社の55060にUSB to Serial Converterを接続(55060から先は、これまでのWindows環境と変更なし)

 「Parallels Desktop 11 for Mac」よくできています。USB to Serial ConverterをWindows側で認識させ、デバイスマネジャーでCOM Portの番号を確認して、Stellwerk Easyの初期設定でCOM Portの番号を設定したら、これまでのWindows環境とまったく同じように動作しました。
あっけなく動いてしまったので、びっくりです。
 しかも、「Parallels Desktop 11 for Mac」では、WindowsのアプリがMacのアプリであるかのように、単独のウインドウで動作させることができます。
StellwerkEasy.jpg
 なんだか不思議な感覚ですが、慣れるとこれは、便利です。ただ、1台のMacで、MacOSとWindows 7 の両方、かつ複数のアプリを動作させるので、あまり負荷をかけると、動作に支障がでることも考えられます。

 最近、コンピュータインターフェイス(55060)を入手され、コンピュータによる制御を少しずつ始められた方がいます。サウンド、ライト等のファンクションによる制御がうまくいかないようです。実は、自分も同じ経験をしており、原因を追究した結果、英語版のOSでないとだめだという結論に落ち着いています(うちでは、WindowsXP Home英語版です。)(うちでは、WindowsXP Home英語版です。)。

経過は、以下のリンクに書いてあります。

http://www.ttnet.org/~garden_railway/2008/02/post-33.html

(音は、右下のスピーカーアイコンの右のボリュームを触らないとでない場合があります。)

 ただし、上記リンクの文章中の日本語晩Windows XPを使った方法については、「日本語WindowsXPのコントロールパネル「地域と言語のオプション」→「詳細設定」→「Unicodeプログラムでないプログラムの言語」を「英語(米国)」に設定した上で制御用のソフトを動かすことでした。」と書いてありますが、他にも安定しないことが多くあり、最終的に、英語版のOSで動かすのがベストと考えています。

 でも、もしかすると、自分が気づいていない原因があるかもしれません。日本語OSでも動けばいいのですが、何か解決策がみつかるといいのですが・・・。

 次のビデオは、TrackContactを通り過ぎたら、汽笛、ベルを鳴らすようにプログラムしたものです。

 

 うちの一番よく使っているパソコンにWindows7を入れてみました。前は、Vistaでしたが、体感速度としては、サクサクと動いていい感じです。これまで32bit版でしたが、今回は64bit版にしてみました。大きなトラブルもなく安心しました。さっそく、列車の運転です!

 実は、以前も書きましたが、MTSのソフトウェアは、英語版のOSでうまく動作するので、英語版Windows XPをインストールしたパソコンへリモート接続して、動かしています。ただし、うちで試したところ、Windowsのリモートデスクトップ接続だと、うまく、RS-232Cを経由してコマンドを遅れなかったので、Real VNCを使っています。

 運転中の画面です。画面最下部のツールバーでWindows7とわかっていただけるでしょうか。中央のウインドウでは、英語版のXP Home上で、MTSのソフトウェアが動いています。

desktop_windows7.jpg

  今日の夕方の走行風景です。2つの編成を、駅前で30秒間停止するように、プログラムしてあります。単純なものですが、これでも結構、雰囲気がでます。 

 MTSを導入してから、いつかは、コンピュータで列車の制御をしてみたいと思っていました。LGBのMTSには、MTS Computer Interface(55060)があり、コンピュータで列車を制御できます。実は、10月にこのインターフェイスを入手していたのですが、次のとおりうまく動かない現象に悩まされていました。

  1 ファンクションが動作しない(コントローラの3を押すと鐘がなるなどの動作をするがが、ソフト上では1から9まで全て動作しない)
  2 COMポートが見つからないエラーがたびたび起こる
  3 スケジュール(プログラムで制御すること)が動作しない

 解決方法は、英語版のWindowsで制御用のソフトを動かす、もしくは、日本語WindowsXPのコントロールパネル「地域と言語のオプション」→「詳細設定」→「Unicodeプログラムでないプログラムの言語」を「英語(米国)」に設定した上で制御用のソフトを動かすことでした。

 ここまでくるには、長い道のりがあります。

 解決方法を先に書いてしまうとなんてことはないのですが、家中のコンピュータ7台で試しても動作せず、COMポートを疑い、PCIバスの増設用カードを数枚、購入してもダメで、一時はもうダメかと思いました。

 10月に購入した55060はパラレルファンクションに対応した製品でなく、それが原因かと思い、パラレルファンクションに対応した製品を1月に再度購入しました。
 また、ソフトウェアのバージョンもハードに添付されているのはバージョン4.0で最新の6.00.0004と比べるとずいぶん古い物でした。
 さらに、ソフトウェア上でとりあえず、加速、減速は可能ながら、ファンクションやスケジュールが動作しないというということで、COMポートのあらゆる設定を試して見たりしました。

 最後にたどり着いた結論は、「英語版のOSなら動くかもしれない」ということでした。なぜかというと、海外のWebを見ても同種のトラブルの報告が全くないこと、またパラレルファンクションに対応した55060でも状況が同じ事がきっかけでした。さらに、昔、AppleのMacintoshを使っていた頃、英語版の一部ソフトは漢字Talk(日本語OS)ではうまく動作しないことがあったことを思い出したからです。

 まさか、今の多言語OSでそんなことはないだろうと思いつつ、Windows XP Home Edition(英語版)を購入しインストールしたパソコンで、MTS用のソフトを動かしたところ、あっさりと何の問題もなく動作してしまいました。

 で、突き詰めていったところ、「地域と言語のオプション」の設定を見つけました。まだ、ファンクション(コントローラのボタン1や9)しか試していませんが、英語版Windowsを購入しなくても大丈夫なようです。日本語環境が悪さしていたようです。

 後気がかりなのは、英語版のWindows上でも、MTSのソフトウェアと並行して複数のソフトを動作させると、エラーが出ることです。単体で動作させていると、全く問題ありません。とりあえず動作しているので、これは今後の課題です。

 動画を掲載しておきます。出発時のアナウンス、ライトの点灯、消灯、出発、停車、汽笛、ベル、すべて、コンピュータで簡単なスケジュール(プログラム)を書いて、動作させています。現在、ポイントのコントロールもできます。次は、列車の位置検出に挑戦する予定です。

 

ライブカメラ

|

庭園鉄道日記 ライブカメラ(実験中)

動作は不定期です。土曜日、日曜日に動作し、列車をみれることがあります

トップページへ

レンタルサーバー

2024年5月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31