庭園鉄道日記(LGB Gゲージ)で「重連走行」と一致するもの

Stainzの重連走行

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 今日も天気はぐずついていましたが、雨の間に、Stainzの重連走行をしてみました。色違いのStainzで、元から搭載されている基板も同じで、後付のデコーダーも同じ55021ですので、大きな問題もなく、走ってくれました。貨車を9輌引かせてみましたが、ヘッチャラで、大したものです。まあ、もともと、Stainzには、大きなおもりが2個入っていて、他の小型で軽量な機関車と比べるとスリップなしで走ってくれます。



 それから、今日はポイントを2つメンテナンスしました。ひとつはポイントマシンの動きが悪く、内部に土が入り込んでいたので、分解掃除しました。
P1010373.jpg
 もうひとつは、通電不良で、レールの可動部分に電気が流れにくく、列車が停止する症状が出ていました。テスターで検査すると、確かに通電していないので、可動部分のネジを外し、接点復活材を付けてネジを付け直したところ、通電するようになりました。(ポイントの裏側をみると、ネジをとおして、電気が流れるようになっていました。)
 通電不良は、原因がわからず、予備のポイントに交換してしのいでいたのですが、原因がわかりやれやれです。




 庭で機関車を走らせるのに、サウンドがあると楽しいです。最近、LGBの純正のサウンドユニットは、3万円台となっています。高くて手が出ません。どうも、サウンドユニットの値段が高すぎるような気がしてなりません。

〔組み込み〕

 そういえば、昔購入した(1万円強)、Soundtraxx製のディーゼル機関車用のサウンドデコーダーがあったのを思い出し、ケースに組み込んでみました。ちなみに、18 V用ですので、付属の抵抗を1つかましてあります。残念ながら、このデコーダーは、すでに生産していないようです。

P1020504_DCE.JPG

 スピーカーは別にしました。理由は、他のスピーカーに変更できるようにするためです。というのも、おもったより音が小さいので、もう少し大きな音が出るスピーカーに変えたいからです。まあ、そんなに大音量はいらないのですが・・・。

P1020507_DCE.JPG

 貨車に組み込んでみました。

P1020510_DCE.JPG   この貨車、車輪から集電し、車内に配線があるため、取り付けがとっても楽です。で、一応できあがったのですが、ディーゼル機関車の走行音って、なんだかノイズが鳴っているようで、蒸気機関車ほど楽しくないのです。ここまで、作業を終えて思い出しました。だから、購入してからず~っと付けてなかったんだと・・・・・。あっ、ベルとホーンの音は、いいですよ。走行音がね・・・。

〔運転〕

 それから、貨車に組み込んだ場合の運転はどうしているかというと、MTSで、Universal Remote(55015)で操作、またはComputer Interface(55060)を使ってソフトウェア運行をする場合は、重連走行を使っています。機関車とサウンドユニットをつんだ貨車を重連にすると、サウンドユニット側のLoco IDでスピードを上げると、機関車の速度が上がるにつれて走行音も変化します。もちろんサウンドユニット側で、ベルや警笛を鳴らせます。

 この方法ですと、いちいちサウンドユニットのIDをCV値を変更して振りなおす必要がありません。欠点は、Loco IDをひとつ消費することです。我が家は、MTS2の22台に達するほど機関車を持っていないので、大丈夫です。

〔動画〕

 書き込んでから、聞いてもらった方がいいかなと思い、動画をYoutubeにアップロードしました。3種類の音(Diesel 1,Steam 2)が記録されています。興味のある方は、再生してください。

 

〔追記〕

 サウンドデコーダーに付属の抵抗について、質問がありました。マニュアルには「39 ohm 2 Watt Registor」と記載があります。念のために写真を載せておきます。

 

P1020515.jpg 

 

 

 久しぶりに重連走行を楽しみました。青と赤の2輌のクラウスに客車をひかせます。紅葉したドウダンツツジがきれいです。

  P1010099.JPG

 Universal Remoteを使うと、異なるIDの機関車で、簡単に重連走行が楽しめます。設定の仕方は、「重連走行にチャレンジ」をご覧ください。

 動画もあります。庭の花も、冬を迎え、植え替えました。

 

 Universal Remote(55015)を使うと、2両の動力車をまとめて、制御し重連走行が可能です。いろいろな動力車の組み合わせで10とおりの登録が可能となります。
 走行前にUniversal Remoteでプログラムを行います。
 下にUniversal Remoteの写真があります。「8」のボタンの下に、黒い汽車が2両描かれています。

【プログラム】
 こんな感じです。
 ○ファンクションキーを押して、8を押します。
 ○画面表示が「P -」となります。
 ○10とおりの登録ができますので、0~9の数字ボタンを押します。(これがコンビネーションナンバーとなります)
 ○画面表示が「P -」となります。
 ○1両目の動力車のアドレスを入力します。(00~22)
 ○画面表示が「P -」となります。
 ○2両目の動力車のアドレスを入力します。(00~22)
 ○画面表示が「P -」となります。
 ○おのおのの車両の走行させる方向を次の4パターンから選びます。
   0:両方が同じ方向で、進行方向は通常の方向
   1:1両目が逆方向に進む
   2:2両目が逆方向に進む
   3:両方が同じ方向で、進行方向は通常の逆方向
【走行】
 ○ファンクションキーを押して、4を押します。
 ○画面表示が「d -」となります。
 ○登録したコンビネーションナンバーの数字ボタンを押します。
 ○画面表示が「d 数字」になります。
 ○カーソルボタンで走行させます。

universal_renote_closeup.jpg

0:両方が同じ方向で、進行方向は通常の方向

doubleheading.jpg

2:2両目(黄色)が逆方向に進む

doubleheadding_eachside.jpg

 LocoRemote(55016)は動力車を選択し、選択した動力車の前進、後進、速度、機能(点灯、発煙等)を操作できます。Universal Remote(55015)はそれに加え、ポイントや信号表示の切り替え、スイッチルート(複数ポイントの一括制御)、重連走行の制御ができます。また、動力車やポイントのいろいろな設定ができます。
 当初、MTS Digital Starter Set(72255)を買えば、動力車の制御と、ポイントや信号表示の切り替えが可能かと思い、Webで調べたところ、附属しているのはLocoRemote(55016)であり、ポイントの制御ができないことがわかりました。
 皆さん、購入前には、自分が何をどこまで制御したいのか、また、対費用効果についてよく調べましょう!

【Universal Remote(55015)】

s-universal_remote.jpg

【LocoRemote(55016)】

s-loco_remote.jpg

 

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