庭園鉄道日記(LGB Gゲージ)で「入れ替え」と一致するもの
「庭園鉄道日記」初の、出前運行に向けて、本来は「順調に!」準備が進んでいるはずなのですが、なかなかそうはいきません。今日は、5月3日の本番の編成を決めようと意気込んでいましたが、トラブルに見舞われました。
3月20日には、順調に運行できたのですが、4月11日に、違う機関車を走らせたところ、後退せずに前進したり、停止に時間がかかりすぎて、想定外の位置まで進んでから止まったりして、正面衝突、接触事故など散々でした。
原因は、スケジュールの記述にありました。スケジュールで機関車を減速する際に、コンタクトを通過したら、絶対値で速度0を指定すると、良かったのですが、-14を指定して徐々に減速する指定をしたのが間違いのもとでした。
様子をみると、機関車によって、同じスケジュールを書いても、止まるまでの距離が違います。動画で、青色のStainzは-14を指定すると、時間をかけて止まります。黒のStainzは、青のStainzほど時間をかけずに止まります。
伊賀線まつりのレイアウトの内周部分は、短い距離で引込み線による入れ替えをするので、結構シビアです。
うまくいった部分を見ていただければ幸いです。
それから・・・・
LGB製の列車制御用ソフトウェアMTS-PCを用いてコンピュータで5編成を制御してみました。大きく分けて、次の3パターンです。
内周:機関車1(Stainz)・・・駅前で停車、発進
外周:機関車2(Spreewald)と機関車3(ディーゼル)・・・待避線による交互運転
別路線:機関車4(Cambrai)と機関車5(Heidi)・・・入れ替えによる交互運転
これを実現するために、コンピュータ上でそれぞれのパターンの制御プログラム(MTS-PCではスケジュールといいます)を書きます。スケジュールには、初期化、ポイントの切り替え、列車の速度指定、位置検出、繰り返し、条件分岐などの命令を組み合わせて記述します。重要なのは、TrackContactとFeedback Interfaceによる列車の位置検出です。これを導入することで、MTS上で、このような運行が実現できました。
実際の走行風景は動画をごらんください。上記の3つのスケジュールを同時に動作させています。
コンピュータ上の画面はこんな感じです。線路上の8カ所に青の楕円があります。これが位置検出に使うTrack Contactを設置してある場所です。車両底面に磁石を取り付けた列車がTrack Contactを通過すると、コンピュータに信号が送られます。その信号に対して、列車の停止、発信、ポイントの切り替えなどの動作を行わせています。
車両が増えてくると、子どもから列車のつなぎ換えをしたいとリクエストがありました。前に、手動のアンカプラーを紹介しましたが、せっかくのMTSですので、MTSで電動のものを設置しました。
カプラーを上下させるための「山」が、コントローラにより上下できます。ただ、「山」を上にしたときも、バネで上下しますので、100%確実に車両を切り離すことができません。体感では九割程度でしょうか。また、車両によっては、うまく切り離せないものもあります。
MTSで車両の切り離しがコントロールできると、機関車トーマスに出てくる車両の入れ替え作業(パーシーがぼやきながらやっていた?)みたいなことができるので、結構楽しめます。
本当は、写真にあるランプが「山」の上下に伴い点滅するのですが、その方法がよくわからないので、現在は配線してありません。ブログにも書いたのですが、たぶん、MTS Switch Decoder(55025)から給電して、EPL Supplementary Switch, Type 2(12070)で、Uncouplerの動きと連動させるのかなと思っていますが、どなたかご存じの方、いませんか?