改造・修理・メンテナンス: 2008年11月アーカイブ

 サウンド内蔵の機関車は、汽笛(警笛)とベルを、線路に取り付けたSound Trigger Magnet(17050)を通過させることで、鳴らすことが可能です。

 また、純正のSound Unit 6500xに、Sound Unit Function Trigger(65012)を接続することが可能です。今回、Sound Trigger Magnet(17050)を入手できました。

 袋から出してみてわかったのですが、これは、貨車や客車の台車に取り付けて使う物のようです。ちょうど、ヨーロッパ型ディーゼル用のサウンドユニット(65002)を貨車に組み込んでありましたので、取り付けてみました。

 取り付け前。車軸にサウンドユニットに給電するケーブルが取り付けてあります。安定して給電するために、2組の車輪から集電しています。

  P1010090.jpg

 取り付け後。台車に、Sound Unit Function Trigger (65012)を取り付けました。車軸からでている給電用の端子にふたをした形になり、端子が下を向いて線路の枕木にあたったりしないので、いい感じです。 P1010092.jpg 走行風景です。はじめの方で、線路に取り付けられたSound Trigger Magnetが見えています。Sound Trigger Magnetを線路に取り付ける向きで、警笛とベルを切り替えることができます。なお、動画の中の「ゴォー」という音は、ディーゼルのエンジン音です。蒸気機関車に比べると味気ないような気がします。

 

 

 貨車の中です。SoundUnitの下部に線がつながっています。左から2つめの3本組の線が、Sound Unit Function Triggerの線です。

P1010093.jpg

 LGB社のデコーダー55021を入手しましたので、Dampflok "Nicki& Frank S." (LGB 20261)の機関車とテンダー車それぞれにデコーダーを組み込みなおしました。
 前は、機関車側にMassoth社のデコーダーを組み込んで、機関車とテンダー車をひとつのデコーダーで動かしていましたが、容量不足が気になっていました。
 そこで、今回、別の機関車につけていたデコーダーを外して、機関車、テンダー車の両方にLGB社の55021を組み込みました。

  新しい配線は次の図のとおりです。
haisen-02.gif   デコーダーのCV値ですが
  •  機関車とテンダー車のアドレスはどちらも同じでCV1の値を13に設定。
  •  スモークジェネレーターは24V仕様のものを取り付けたため、CV49の値を32に設定。
  •  ライトの電圧を5Vにするために、機関車とテンダー車のCV50の値を5に設定。
  •  スモークジェネレーターのオン・オフをユニバーサルリモートのボタン「7」でできるよう機関車側デコーダーのCV51の値を15に設定。
  •  ライトをオンにした際、室内等が前進、後進のどちらでも点灯し続けるように、機関車側デコーダーのCV53の値を0に設定
 ちなみに、前の配線は、次の図のとおりです。
haisen-01.gif これまでは、走らせるたびに、機関車とテンダー車の間を電線で接続する必要がありましたが、デコーダーをそれぞれに搭載したため、楽になりました。室内灯も前進時のみでしたが、後進時も点灯します(これは、配線をサボっていただけですが・・・)。



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