2006年10月アーカイブ

トンネル

|

 子どもが希望していたトンネルを作ってみました。畑で使う支柱を買ってきて、網をかぶせ、そばにアイビーを植えました。アイビーを誘引し、トンネルの壁面をカバーする予定です。

s-tunnel_20061028.jpg

 第三期工事の際、線路は従来のブラスか、新しいニッケルのものか悩んだのですが、結局、従来のブラスのものを選びました。(ニッケルは高いのと、手に入りにくそうでしたので・・・)。
 我が鉄道は、屋外にあるため、厳しい環境にさらされていて、線路が増えてくるにつれて、これまで、手作業でしてきた走行前のレールクリーニングがたいへんになってきました。そこで、今回、Track Cleaning Attachment(50050)を使うことにしました。結構効果があるように思います。ただし、Track Cleaning Locomotive (20670)に比べると、たぶん、効果は少ないのかと思います。
 このアタッチメントは2軸客車等にねじ止めして取り付けます。また、クリーニングパッドは50050に付属の接着材で、接着します。
 客車に取り付けみたところです。(実は、すでに、クリーニングを行った後に撮影したので、すでにクリーニングパッドは汚れています。)

Track_Cleaning_Attachment.jpg

 マニュアルによると、動力車がCleaning Attachment(50050)をつけた客車等を押す形で、使うことを勧めています。写真は、クラウスBタンクが押しているところですが、結構、負荷がかかるようです。また、線路の傾き等が原因で脱線することもあります。(脱線については、線路の傾きなど原因を把握し、修正する必要があります。といっても、我が鉄道では、トラブルが起こったらそのつど修正しているだけですが・・・)

50050_cleaning.jpg

 MTSで運行しているとき、コントローラー(LocoRemoteやUniversal Remote)が列車に命令を伝えるには、シリアルとパラレルの送信方法があります。
 シリアルは命令「3」を送信するのに「1+1+1」として1を3回送っています。パラレスは命令「3」を送信するのに「3」と送信しており、単純比較でシリアルの三分の一の時間で命令が伝わることになります。
 2003年後半以降のコントローラや動力車などはパラレルの送信方法に対応しているため、パラレルで運用するのがいいです。特に「7(煙のオン・オフ)」「8(サウンドのオン・オフ)」など値の大きい命令を送る際の時間待ちが解消されます。
 現在の設定の確認方法とコントローラーの設定方法です。(私の所持している製品はデフォルトがシリアルになっていました)

【現在の設定がシリアルかパラレルかを判別する方法】
 1 コントローラでパラレルで運用したい動力車のアドレスを入力し、アドレスが表示されたのを確認する。
   例 「L 1」
 2 「8」ボタンを押す。パネルの表示の「L」の点滅回数を数える。
   8回点滅 → シリアル
   1回点滅 → パラレル

【コントローラーの設定】
 1 コントローラでパラレルで運用したい動力車のアドレスを入力し、アドレスが表示されたのを確認する。
   例 「L 1」
 2 コントローラーの「F」ボタンを押しながら、「9」ボタンを押して離す。
 これでOKです。(シリアルに戻すときは再度「F」ボタンを押しながら、「9」ボタンを押して離します)
 ※動力車を複数所有している場合は、アドレス毎に設定する必要があります。


 恥ずかしながら、コントローラーの設定方法は知っていましたが、シリアルとパラレルの判別方法については、なかなか気づきませんでした。

 第3期レイアウトを敷設するにあたって、ぜひ導入したかったのが、リバース区間でした。列車の進行方向を変えるのに、これまでは、手で持ち上げて列車の向きを変えていましたが、リバース区間を通過させることにより、手作業の必要がなくなりました。

reverssingloop.jpg

 本線の第3期レイアウトでは下図の緑色の部分がリバース区間です。

 

layout3_reversingloop.jpg リバース区間をつくると、ショートを起こしてしまいますので、その区間の絶縁と配線が必要となります。
 本鉄道では、MTSを導入しており、リバース線を実現するためには、MTS Reversing Loop Module(55080)を使います。マニュアルをみると、次のようなことが書いてあります。
【設置】
 1 リバース区間の両端を絶縁すること。
 2 絶縁にはInsulated Track, Double, 150 mm(10152)やInsulated Track, Double, R1, 15°(11152)を使うとよい。
 3 リバース区間は十分な距離を確保すること。
【配線】
 1 リバース区間の外側の線路とMTS Reversing Loop Moduleの「Hauptgleis/Main Track」を電線でつなぐ。また、リバース区間とMTS Reversing Loop Moduleの「Kehrschleife/Reversing Loop」を電線でつなぐ。
 2 配線は赤(内側のレール)は、MTS Reversing Loop Moduleの赤へ、青(外側のレール)はMTS Reversing Loop Moduleの青へ。
 これだけでいいの?という感じでしたが、とりあえずつないでみます。

 Insulated Track, Double, 150 mm(10152)のカバーをはずして線をつなぎます。写真のとおり、赤の端子に赤い電線を、青の端子に青の電線を繋ぎます。

insulated_track.jpg

 Insulated Trackからの電線を、リバース区間の外側と内側に注意しながら、MTS Reversing Loop Moduleの赤の端子に赤い電線を、青の端子に青の電線を繋ぎます。

P1030360.jpg

 以上で、リバース区間の設置と配線が完了です。リバース区間に動力車がさしかかると、MTS Reversing Loop Moduleから「カチッ」という音が聞こえ、何事もなく動力車は走っていきます。

 

 ポイントマシンに線をつなぎます。オレンジと白のマークと電線の色を合わせます。銀色のドライバーの左にあるオレンジ色の小さな端子は「Wire Terminal Ends , 50 pieces (50131)」です。

P1030300_DCE.JPG

 ポイントマシンに電線を差し込み、ねじ止めします。

P1030305_DCE.JPG

 MTS Switch Decoderにも同様に電線をつなぎます。端子にはA,B,C,Dがあり、4台のポイントを制御できます。 P1030306_DCE.JPG

 現在、MTS Switch Decoderが3台あります。複数のMTS Switch Decoderを使うときは、それぞれに番号を割り振る必要があります。
  デコーダーの番号→1番とプログラムすると、ポイント番号は自動的にA端子=1 B端子=2 C端子=3 D端子=4となります。
  デコーダーの番号→5番とプログラムすると ポイント番号は自動的にA端子=5 B端子=6 C端子=7 D端子=8となります。
  デコーダーの番号→9番とプログラムすると ポイント番号は自動的にA端子=9 B端子=10 C端子=11 D端子=12となります。現在、11台のポイントがありますが、覚えるのが大変になってきました・・・・・。他の方のWebページをみると、切り替え用の制御板を作っている方もおられます。
 プログラムするところを、写真に撮ればよかったのですが、忘れてました・・・・。マニュアルに、プログラムするときの接続の写真と方法が書いてあります。

 

このアーカイブについて

このページには、2006年10月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2006年9月です。

次のアーカイブは2006年11月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

レンタルサーバー

2023年5月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31